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ロウワーマンハッタンに位置するワールド・フィナンシャル・センターに、グルメとショッピングが楽しめる新スポットが誕生する。
これは、同ビルの一部であるブルックフィールド・プレスの改築計画に伴うもので、周辺地域には20以上の飲食店と、40以上の小売店が新設される。総工費2億5000万ドルを投じる同プロジェクトは、長年にわたり計画が進められていた。
最初にオープンするのは、客席600席を備えるフードコート「ハドソン・イート(Hudson Eat)」。ロサンゼルスで大人気の「ウマミ・バーガー(Umam Burger)」やビバリーヒルズ発の「スプリンクルス・カップケーキ(Sprinkles Cupcakes)」、カンボジアスタイルのサンドイッチ店「ナム・パン(Num Pang)」などのファストフード店14店が軒を並べる。開店は、今月末を予定している。
フードコートの階下には、大規模なフランス風のマーケット「ル・ディストリクト(Le District)」の建築が進められており、2015年春のオープンを目指す。
ブルックフィールド・プレスの敷地内にはこの他にも、5店のレストランが開店予定となっている。
また、42店の小売店が15年にオープンする予定で、内容は同区ダウンタウン地区の富裕層を対象とした高級品を扱うものになるという。これまでに、高級ブランドの「エルメス(Hermes)」や、ニューヨークを拠点とするセレクトショップ「スクープ(Scoop)」、米アパレルの「ジェイクルー(J Crew)」などの服飾店との契約が成立している。
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