2014年6月18日 NEWS

ルーズベルト島に味自慢屋台が大集合

 ルーズベルト島の西部川沿いに位置するピアに、味自慢の屋台が集結する屋外フードマーケットがこの夏、オープンする。ブルックリン区で若者を中心に人気を博している「スモーガスバーグ(Smorgasburg)」と同様のスタイルであることから、早くも話題となっている。
 同地では、2012年夏にはルーズベルトアイランド・リバー・ウオーク・アンド・グリル社が野外レストラン「ピアNYC」を運営していたが、ハリケーン「サンディ」の影響で修復を余儀なくされ、先月まで封鎖さていた。現在の運営権は、ハドソン・リレーテッド社が握る。
 同フードマーケットは6月28日にオープンするが、ハドソン・リレーテッド社は現在どのような食べ物が市場に需要があるかを調査中であるため、現時点でベンダーが何軒出店するかは未定で、独立記念日の週末から本格始動することとなる。
 ピアは9月21日までの毎週土・日の午後12時から9時まで営業する。
 同社広報のジョシュア・グラッサー氏は「フードマーケットの開催が、飲食産業を志す人々の第一歩となれば」と期待する。また「今後このようなフードビジネスが、ルーズベルト島全体の経済活性化に繋がってほしい」と語った。
 ピアは地下鉄駅からも近く便利な場所にあり、マンハッタン区とイーストリバーの景色を堪能でき、野外イベントには打ってつけの立地。この夏は、青空の下で川沿いから見られる景色と共にニューヨークの味自慢屋台料理を楽しむというスタイルが人気となりそうだ。

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