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サッカーのFIFAワールドカップを観戦するため、世界中から多くの旅行者が開催地であるブラジルを訪れているが、米国では「ブラジルからの帰国者による感染症のまん延を警戒するよう、医療関係者に呼び掛けるべき」という動きが出ている。
ブラジルをはじめ、中南米などの熱帯や亜熱帯地域では蚊を媒介して感染する「チクングニア熱」が流行。感染すると発熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、関節の腫れ、発疹などの症状に見舞われ、慢性的な関節痛に結びつく恐れもある。
この状況を受けニューヨーク州選出のチャールズ・シューマー上院議員は、「感染者が大量に米国に入国する前に防ぐ必要がある」として、医療関係者に対して感染者の特定と治療および隔離を呼び掛けるよう、米国疾病管理予防センターに要請した。
シューマー議員によれば、これまでにニューヨーク州で3人、フロリダ州で25人の感染が確認されているという。
チクングニア熱は過去にアフリカやアジア、欧州などで発生、昨年はカリブ諸島でも初めて感染報告があり、10万人以上が発病したことが分かっている。
専門家はチクングニア熱について、「致死的ではないが、とてもつらい病気であることは間違いない」としている。
またブラジルでは、同じく蚊媒介性のデング熱や黄熱、ジカ熱なども流行しているので注意が必要とのこと。
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