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北米アイスホッケーリーグ(NHL)のニューヨーク・アイランダーズが来シーズンより、本拠地をブルックリン区のバークレイズセンターへ移転することを受け、ロングアイランド鉄道(LIRR)は試合日の交通の混乱に対応するため、同センターと協力し対策を進めている。
既にアイランダーズは昨年からプレシーズンの試合を同センターで行っており、19日には正式移転前の最後の試合を行った。
同鉄道のパトリック・ノワコウスキー社長によると、「昨年は試合後に予想を上回る6千人もの乗客がLIRRを利用したため鉄道が大混乱した」という。このためことしはバビロン駅からアトランティック・ターミナル行きの臨時列車を試合前に運行させ、試合後もバビロン駅とヒックスビル駅双方への列車の本数を増やしている。このほか、アトランティック・ターミナルと各主要駅を直接結ぶ路線を設けたり、同センター内で電車の発車時刻を知らせるアナウンスを流すなどのサービスも行うとしている。
本拠地が正式移転する来年度から、アイランダーズはシーズン中に40試合以上を同センターで行う予定となっている。
同鉄道の調べによると、バークレイズセンターでイベントがある際には、夜間の乗客数が平均して通常よりおよそ3300人増加し、増加率は300%以上だという。
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