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レストランの格付けガイドブックとして有名な「ミシュラン」の2015年度版ニューヨーク・レストランガイドが先月30日発表され、昨年度よりも5店舗が増え、これまでで最高となる73店舗が星を獲得した。 今回は、市の中心部マンハッタン区だけではなく、近年益々人気のエリアとなっているブルックリン区とクイーンズ区で、14軒が星を得たことも注目を集めた。
3つ星獲得店は昨年の7店舗から、今年は「ダニエル」が2つ星となったために6店舗となった。一方、2つ星店は昨年から4つ増え、9店となった。ことし新たに2つ星を獲得したのは、「アクアビット」と「スシ ナカザワ」、「ブランカ」の3店。また、58店舗ある1つ星店の中では、ハリケーン・サンディの影響で閉店を余儀なくされたものの再開したブルックリン区の「リバー・カフェ」に対し、賞賛が送られた。
同ガイドのディレクター、マイケル・エリス氏はニューヨークのレストランの傾向として「独自のスタイルを突き詰めるシェフが増えてきている」と評し、代表例として1つ星を獲得したブルックリンで人気の北タイ料理レストラン「ポクポク」を挙げている。


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