2015年3月13日 その他記事

蝶を間近で見てみよう「The Butterfly Conservatory」

【日時】開催中~5月25日(月)午前10時〜午後5時45分
【場所】American Museum of Natural History:
   Central Park West & 79th St
【料金】一般: 22ドル/学生・シニア: 17ドル/
   子ども(2歳~12歳): 12.50ドル
【Web】www.amnh.org

 蝶に対してどんなイメージを持っているだろうか? 蝶は蛾とともに鱗翅(りんし)目に属する昆虫であり、白亜紀時代から存在しているとても古い生き物だ。古代から人々を魅了し、世界各地の伝承に登場する。
 自然史博物館では現在、季節の展示として蝶をテーマにした「The Butterfly Conservatory」展を開催中。
 大小様々な大きさの彩り豊かな蝶の標本が展示されており、世界中の有名な蝶を一度に見ることができるので、見た目の美しさを観賞するだけでなく、地域による違いなどを考察してみるのも面白い。
 熱帯雨林をイメージしたメインの温室では様々な種類の木や花が配置され、その中に多くの蝶が放し飼いにされているので、蝶の自然な姿を見ることができる。触ることや追いかけることは禁止されているが、野生のものとは違い人に慣れているため近づいても逃げ出すことがなく、間近でじっくりと観察することができる。虫眼鏡を借りられるので、蝶の細かな模様や砂糖水を飲む仕草も楽しめる。珍しい蝶の“幼虫”の標本も見物だ。

 蝶の持つカラフルな色使いが目立つ鮮やかな展示となっているので、昆虫が苦手な人でも十分楽しめるはず。また、ホームページ上では蝶に関する簡単なガイドをダウンロードできるので、子どもの学習にも最適。身近にはいるが普段あまり近くで観察する機会のない蝶を、じっくり見てみよう。(本橋)

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