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ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長の報道官エイミー・スピタルニック氏が15日に発表した納税報告書によると、市長の2014年の調整後の総所得は21万7656ドル(およそ2585万円)だった。市長に課せられた実効税率は20.3%で、2万5850ドルの連邦税および1万1965ドルの州税、6315ドルの市税と、合計4万4130ドルの所得税を支払っている。
市長は職業欄に「公選役職者」と記し、年間22万5000ドルの報酬を得ているが、妻のシャ―レーンさんは職業を「作家」とし、年収を公表していない。両者には、扶養家族となっているキアラさん(20)とダンテさん(17)の2人の子どもがいる。両者にはこれ以外にも、6万5000ドルの家賃収入があるが、所有する2軒の家の住宅ローンの返済や修理、減価償却や管理費を差し引くと、1万ドルの損になるという。
市長が市政監督官を務めていた13年の年収は、16万5000ドルだった。また市長およびシャ―レーンさんは、7215ドルを複数の慈善事業に寄付している。
マイケル・ブルームバーグ前市長は、市長が指定した事務所で直接面談の上でしか、記者らに納税申告書を公開しなかったという。
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