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ニューヨーク市の会計監査官スコット・M・ストリンガー氏は19日、マンハッタン区アッパーウエストサイドで行われた記者会見で、市と契約しアニマルシェルターを運営する非営利団体「アニマル・ケア・&コントロール・オブNYC」が不適切に薬品を取り扱い、動物を危険にさらしていることを受け、機能不全のシステムだと非難した。
市会計監査局は、2013年12月〜14年3月までの規制薬物記録および14年3月〜11月までのシェルターの実態を調査した。規制薬物記録によると、期限切れの薬品が500回近く動物に投与されており、239錠の錠剤およびボトル43本に相当する注射剤の用途については不明だった。
ブルックリン区のシェルターでは、ワクチンと従業員のランチが同じ冷蔵庫に保管されていたのが見つかっており、マンハッタン区のシェルターでは、動物の死体の横にワクチンが置かれていた。また、換気装置の不具合が見つかっており、ガス臭がしたり、病気の動物と健康な動物が共有する温度調整システムを通じて病気がまん延する可能性が拡大しているという。
同団体は、市衛生局と5年間で5190万ドルの契約を結び、動物用シェルターの提供、検査、治療などを行っている。
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