ウェグマンズがＮＹ進出　ブルックリンに新店舗開店

　ニューヨーク州北部のロチェスターを本拠地とする人気スーパーマーケット、ウェグマンズは13日、ニューヨーク市内へ進出することが決定したと発表した。
　豊富な食品が揃うことで有名なウェグマンズはニューヨーク州北部やペンシルバニアを中心に東海岸で85店舗を展開しており、利用客が選ぶベストスーパーマーケット調査では常にトップ10入りする人気チェーン。そのウェグマンズが2017年に広さ７万平方フィート（およそ６万5000平方メートル）もあるブルックリン店をオープンすることが決まり、いよいよニューヨーク市への進出を果たす。
　デイリー・ニュースによると、このブルックリン店はペンシルバニアなどにあるウェグマンズに比べると規模は小さいものの、ニューヨークの他の人気スーパー、フェアウェイやホールフーズよりは大きいという。近年スーパーマーケット業界での競争が激化しており、ホールフーズも16年に価格を抑えた低価格商品を販売する姉妹チェーン店を立ち上げることを発表したばかりだ。
　なお、この新しい店舗は正社員200人を含む合計600人を新たに雇用する見通し。ウェグマンズは新店舗がオープンする予定地の近隣の住民から採用を行っていくと発表している。ニューヨーカーたちはウェグマンズのニューヨーク進出を「待ちに待ったウェグマンズの開店は涙が出るほど嬉しい」と歓迎した。