セントラル・パークの遊び場にいた２歳の男児が危うく誘拐されそうになった事件で19日、ニューヨーク市警察（ＮＹＰＤ）は第二級誘拐未遂の罪で35歳の女を逮捕した。
逮捕されたのは、セシル・ジャクソン容疑者。警察によると、この２歳男児の兄弟のそばにいた27歳のベビーシッターが、男児を連れて公園を出ようとした容疑者を見つけ、容疑者の腕から２歳児を取り戻したという。
同日午後３時半ごろにセントラル・パークで女性が子どもに向けて手招きしているようだ、と２組の家族から警察へ通報が入った。今月12日にも同じくセントラル・パークの別の遊び場で遊んでいた２歳の男児を誘拐しようとした女性にジャクソン容疑者が酷似していたため、通報を受けて駆けつけた警察官がその場で身柄を確保した。この12日の事件でも、同容疑者は第二級誘拐未遂の罪に問われているという。
ジャクソン容疑者は精神病を患っており、住所も不定であることから現在、病院へ収容されている。
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