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ニューヨーク州上訴裁判所は9日、散歩中の犬が原因で負傷した自転車の運転手は、犬の飼い主を訴えることはできないという判決を下した。
訴訟を起こしたのは、2009年にセントラルパークの自転車用道路を走行していたウルフギャング・ドゥーアーさんと、12年に同州エリー群バッファロー市で、2匹のジャーマン・シェパードを避けようとして自転車から落下し負傷したシェリル・ドビンスキーさん。
両者はそれぞれ、事故の原因となった犬の飼い主を訴えており、道路を歩いていた牛が車に衝突し、運転していた女性が牛の飼い主を訴えた13年の事件を例に挙げ、これをペット動物にも適用するよう主張していた。高位裁判所はドゥーアーさんの控訴裁判で、この判例を引用し提訴を認めたが、上訴裁判所はこれを覆した。
同裁判所は、「公園で繋がれていない犬に遭遇するのは日常的に起こること。しかし、牛が歩いていることはあまり予想できないため、これらの事件に13年の判例を引用するのは適切ではない」と判断した。
また、自転車の運転手の方が動物に気をつけるべきだとし、これらの犬に人間を襲った前歴がない場合、飼い主を訴えることはできないとの判決を下した。
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