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スパイダーマンが初めて世に出たのは1962年8月、マーベル社からの「アメイジング・ファンタジー」15巻だとされている。しかし、とある男性が発見した古いコスチュームによって、その8年も前の54年にすでにスパイダーマンのキャラクターは生まれていたのではないかと主張し、にわかに話題となっている。
ニューヨーク市のマンガ本とおもちゃコレクターのジョン・キミノさんは2006年、金に困っていた人物から古いスパイダーマンのコスチュームを購入した。荷物を整理していたある日、よく見てみると、それはマーベル社のスパイダーマンとは少しデザインが違い、製造されたのも60年初頭のようだった。よくよく調べてみると、そのコスチュームは、ハロウィンのコスチュームなどを制作、販売していたことで有名なベン・クーパー社のものだったのだ。キミノさんは、ベン・クーパー社を調べることにのめりこみ、同社が54年には既にスパイダーマンと呼ばれるキャラクターを世に出していたのだ、と主張している。
ネット上では、キミノさんの意見を真っ向から否定する者もいる。マーベル社でスパイダーマンを生み出した人物が昔ベン・クーパー社で働いていたとか、この著名なベン・クーパー社は、マーベル社の目と鼻の先にあった、など数々の都市伝説がコミック好きの間で議論の的になっている。
スパイダーマンはたちまち大ヒットとなり、63年にマーベル社とベン・クーパー社はコスチューム制作におけるライセンス契約を結び、大成功をおさめたことは周知の事実。真相をつかもうと、“蜘蛛の糸”に執着することにならなければよいのだが。
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