【日時】8月9日(日)午後3時~/午後7時~
【場所】RESOBOX Gallery & Cafe:
41-26 27th St, Long Island City
【料金】前売り: 12ドル、当日: 15ドル
【Web】www.resobox.com

「シャドーパペット」の光と影の世界に、「ダンサー」という生身の人間を加えて、詩の世界を表現するという「ブラザー軒/七夕の夜」。今回の舞台に台詞は一切ない。言わば、ダンスのショーのようでもあるが、影人形とのコラボレーションでもある。
同作品は、60~70年代に活躍した伝説のフォークシンガー故・高田渡が歌った、「ブラザー軒」を題材にしている。歌詞は詩人の故・菅原克美の詩だ。同歌は七夕の夜にブラザー軒という食堂で起こった、ほんの一瞬の出来事を夢のように、それでいて現実味を感じるように飄々と歌にしている。
本作品の作/演出を担当する上野わとくは、ニューヨーク市在住の演劇美術家/演出家。80年代イーストビレッジにあるシアター「ラ・ママ」で舞台関係の仕事を始め、90年に入ってからは舞台装置のデザインで活躍した。アメリカン・シアター・ウイングの舞台美術部門でノミネートされたこともある実力派である。近年は、娘のために始めた影絵芝居の面白さにひかれ、毎年小品を創作している。同作品はその影絵芝居と、長年培ってきた舞台の経験を融合してできた実験的な要素もあり、面白くできあがっていると上野は言う。

ダンサー/人形師は浅井賢美。上野の新しい試みに生き生きと挑戦している。音楽はニューヨークのジャズシーンでギターの名手として知られる小田村愁。もう一人の人形師に中村資子が参加している。小田村と中村は、上野の影絵芝居の常連キャストである。
上野は定期的に影絵芝居を発表してきたが、ニューヨーク市では長年、アヴァンギャルド(前衛芸術)の芝居作りに参加してきた。そのせいか、光と影だけの影絵芝居では満足できず、何かしらの工夫をしながら模索し続けていた。例えば、影を出すためだけのはずの人形を表に出して見せたり、役者と対話させてみたりといった具合だ。
今回は人形の操作を隠すことなく見せるだけでなく、人形師でもあるダンサーといっしょに踊ってみたりすることで、夢と現実の間のような、不思議な空間を作り出していると上野は語る。新しい形の「シャドーパペット」。夏の夜にゆったりと鑑賞したい作品だ。

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