市長の護衛撃たれる BB弾は尻を直撃

 23日、アーチボルド・グレイシー・マンション(ニューヨーク市長官邸)の外で、ビル・デ・ブラシオ市長の護衛チームの1人がベレット銃(高性能の空気銃)で撃たれ、BB弾がこの護衛の臀部に当たった。
 同日午後7時15分ごろ、この護衛がグレイシー・マンションへ到着した車から出たところ、向かいのビルから発砲された弾に当たり、近くのレノックスヒル病院へ緊急搬送された。治療を受け、現在は退院しているという。
 警察によると、マンションの向かい、イーストエンド・アベニュー170番地のアパートメントビルより発砲されたことがただちに判明して発砲された部屋を突き止め、マイク・バービッスキー容疑者(20)を逮捕した。
 近隣の住民によると、容疑者は近所で有名なトラブルメーカーだという。部屋の窓から狙いを定めて、BB弾を発砲したとみられる。

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 警察がこのビルの10階にある部屋に踏み込んだ際、対応したのは容疑者の交際相手、ガブリエル・グレイバーマン(19)で、警察の注意を引く間にバービッスキー容疑者は部屋から逃げ出していたが、ビルの外であえなく御用となった。
 2人とも逮捕され、詳しい捜査が継続中だ。