長時間のフライトで、何度も席を立つのは迷惑だろうか。トイレに行きたくても、隣の人が寝ていると声をかけにくいこともある。航空情報サイトアビエーションA2Zは、客室乗務員の助言を紹介。席を立つ回数に一律の決まりはないが、タイミングや周囲へのひと言が大切だとしている。

長時間のフライトも、ひと言の気配りでお互いに過ごしやすくなる。(photo: Miki Takeda)

トイレは無理に我慢しないで

トイレに行く、体を伸ばす、子どもの様子を見るなど、席を離れる理由はさまざまだ。客室乗務員として約20年の経験を持つオーラ・E・マルティネスさんは、席を立つこと自体が失礼なのではないと説明する。ただし、何度も隣の人を起こしたり、休息を妨げたりすれば、負担になることもある。頻繁に席を立つと分かっている場合は、予約時に通路側を選ぶと移動しやすい。

最初にひと言、隣の人に伝えておく

窓側や中央の席になった場合は、「何度か席を立つかもしれません」と早めに伝えておく方法がある。客室乗務員のCiCiさんは、何度もお願いしてから説明するより、最初に話しておくことを勧める。可能なら、隣の人が立つタイミングに合わせるのも一案だ。席の交換を相談することもできるが、相手が断った場合は無理に頼まない。

食事や飲み物のサービス中は配慮を

急ぎでなければ、食事や飲み物のサービス中は、席を立つのを少し待とう。狭い通路をカートが通り、熱い飲み物も扱われるためだ。ただし、トイレに急いで行きたい時は、無理に我慢せず、客室乗務員に声をかけて相談したい。

シートベルト着用サインが点灯している間は、席に座ってベルトを締め、乗務員の指示に従おう。体調が悪い時などは、呼び出しボタンで相談できる。米連邦航空局(FAA)は、突然の揺れに備え、サインが消えていても、座っている間はベルトを締めておくよう勧めている。