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今秋、バイラルを独占したニューヨークの新ヒーローは、「ピザ・ラット」。自分の大きさ以上のピザを一生懸命運ぶ姿を収めた動画が拡散されるや否や、瞬く間に話題の的となった。ニューヨーカーにとって、ラットの姿など、有り難くも珍しくとも何ともない。このラットが人の心を掴んだのは、ニューヨークで生きのびる大変さを、このラットの向こう側に見たからである。やっと見つけたお宝をなんとか自分のものにしようと、捕まったりやられたりする危険も試みず、階段の1つ1つを必死にピザとともに上る姿に、「これは自分だ!」と、多くの人が思ったようだ。考えるところがあったのだろう。
トムとジェリーのジェリーやレミー(ディズニー映画)など、さまざまなキャラクターになぞらえたコメントなど、とにかく反響が大きかった。
そして、今度は「ピザ・ラクーン」なるものが目撃されたらしい。コロンビア大学でメディアプログラム部門長を務めるアニヤ・シフリンさんは、地元メディアの取材に対し、「長らく市に住んでいるが、セントラルパークで、ピザのスライスを食べるラクーンを見るのは初めてだ」と述べた。ラクーンは20日午後6時ごろに目撃され、ピザをくわえて木を登っていったのだという。「少なくとも、ピザ・ラットよりは可愛いと断言できる」と彼女は加えた。
目撃場所にしても外見においても、このピザ・ラクーンが、例のラットのような同情や声援を受けることは難しいだろう。ニューヨーク生活は、そんなに甘くないのである。
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