ユナイテッド・デンタルグループマンハッタン店

ユナイテッド・デンタルグループ　マンハッタン店

12/04/2015

海外生活で突然、むし歯など歯のトラブルがあったらどうしよう…そんな心配を抱えている人に耳よりの情報。最新設備とホスピタリティが自慢の歯科医院がことしの６月にマンハッタンにオープンした。日本語が通じて、さらに良心的な価格という、いざという時のために安心して通える歯科医院をご紹介。

アーバンタイプのデンタルクリニック

受付スペース。マンハッタンということで洗練された雰囲気作りにこだわったという

　ビジネス街の一等地にビルを構えるクリニックを訪れると、歯科医院と聞いてイメージしがちな真っ白で無機質な雰囲気ではなく、レンガ造りの温かみのあるインテリアが迎えてくれ、まるでカフェに来たような、リラックスした気分になる。
　ユナイテッドデンタルは、韓国を中心に１００店舗以上を構える一大デンタルグループで、ニューヨークにはここマンハッタン店をことしオープンしたばかり。場所柄、患者はビジネスマンが多く、日本語が通じるとあって日本人やその家族も多く訪れるという。

少し照明を落とした通路の両脇には、ガラス張りで天井の高い診察室が並ぶ

　目を惹くのは内装だけではなく、立派な設備の数々。診察室は全て個室で、３フロアに計21部屋。各部屋には大きなＴＶモニターがあり、レントゲン写真を写して疾患状況を説明したり、疾患の原因や治療のメカニズムについて画像やユーチューブ動画などを駆使し、説明するという。

最新の３Ｄレントゲン撮影機。撮影時間はたったの３秒であっという間に終わる

　ユナイテッドデンタルの一番の特徴は、じっくりと丁寧に１人１人の患者に時間をかけて疾患状況や施術方法の説明をし、安心して施術を受けてもらうことを心がけていることだ。在籍する歯科医たちは第一線で経験を積んでいるエキスパートであるのはもちろんのこと、
患者に対し治療の面だけでなく、精神面やコストなどについても親身に向き合ってくれる。
大型クリニックにもかかわらず、そのフレンドリーな姿勢が各地にファンを増やしている要因だろう。また、同クリニックには「ハッピーコール」という習慣があり、「大丈夫ですか」「痛みはないですか？」と術後に患者に電話をして経過を確認しているという。

大きなモニターで疾患状況や施術内容を丁寧に説明してくれる

　さらに嬉しいのが、良心的な価格設定。特に米国は歯科治療を受けると何かにつけて高額になってしまうことが多いが、ユナイテッドデンタルでは、保険を持っていない患者にもやさしい金額設定にしており、日本の平均金額よりも安めだという。たとえば、インプラントは１５００ドル（約18万円）、クラウン（差し歯）は１０００ドル（約12万円）ほどを目処に設定している。かつオープニングキャンペーンとして口内検査、レントゲン、クリーニングをセットで49・99ドルで受けることができる。それ以外にもリーズナブルに施術を受けられるトライアルキャンペーンを実施していることもあるので、ウェブサイトや広告をマメにチェックしたい。
　あくまでもコンセプトは〝患者第一〟。ニューヨークでどの歯科医院に行ったらよいかわからず悩んでいる人は、一度訪れてみてはいかがだろうか。