冬の発表会で堂々と演奏 福田千尋バイオリン教室

発表会終了後の記念撮影にて


 マンハッタン区ミッドタウンウエストのミチコスタジオで6日、福田千尋バイオリン教室の発表会が行われた。
 東京芸術大学、ジュリアート音楽院を卒業し、メトロポリタンオペラのオーケストラなどで活躍する福田千尋氏主宰の同教室。発表会では11人の生徒が演奏を披露し、日頃の練習の成果を十分に発揮することができた。3人の日本人の生徒も参加し、そのうちの一人、中井杏樹さん(小6)は日本に帰国することが決まっているため、今回が最後の発表会となった。中井さんは当日、暗譜したベートーヴェンの「Minuet in G」を堂々と演奏した。
 バイオリンの音をきちんと出すために、幼少期は特に姿勢や構えなどの「型」を身につけることが非常に重要だといい、中井さんの母・樹美さんは、「教室で『急いではいけない』という大事なことをしっかりと教えていただき、音楽の下地がない両親でも日本語で基本を説明してくれる福田先生の存在はとても大きかった」と感謝の気持ちを述べた。
 福田千尋バイオリン教室では、随時生徒を募集中。芸術の街ニューヨークで、音楽に触れてみてはいかがだろう。

演奏を披露する中井さん。日本に帰国後もバイオリンを続けたいという

福田千尋バイオリン教室
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