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ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッド・クリフス市/岡本徹学園長)小学部では10日、2016年度児童会役員選挙を実施した。
同学園では、小学部で児童会を組織し、学校生活の充実のために委員会活動やバザーでの児童会の出店、寄付活動など児童の自主的な活動を行なっている。児童会役員の任期は1月から12月までの一年間。12月に入り、6年生が選挙管理委員会(委員長:6年久保田絢子さん)となり選挙公示と立候補受付を行なった。会長立候補には、5年生から1名、副会長立候補には、5年生から4名と4年生から4名が届け出をした。選挙活動期間には、ポスター掲示に始まり、1年生から2年生を回って、こんな学校にしたいという自分の思いを下級生に話した。
10日には、3年生以上の児童全員が参加し、各候補の立会演説会と投票が行なわれた。演説会では、一人ひとりの候補が学校に対する自分の思いを話した。
立会演説会後の投票では、どの児童も学園のリーダーを自分たちの手で決めるという選挙に一票の重みを感じ、真剣な表情で票を投じていた。選挙結果は選挙管理委員会によって開票され、14日の朝会で児童会会長と5年生と4年生から1名ずつの副会長が発表された。新年度役員は一月に任命を受け、活動を始めていく。
ニューヨーク育英学園が、子どもたちの笑顔でいっぱいの源は、こうした児童の主体的な活動にあるということがよく分かる一日であった。

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