世界一高額ともいわれるニューヨーク市内の不動産だが、ことしは不動産価格がピークに達し、これ以上の高騰はないのではないかと専門家らは見ている。
昨年ブルックリン区では不動産の平均販売価格が約18%上昇し、約85万ドル(約1億円)と過去最高価格を記録した。同様に、クイーンズ区でも価格高騰の傾向があり、約52万ドル(約6300万円)に達したほか、100万ドル(約1億2000万円)を超える物件もすぐに買い手が決まるなど、物件売買が好調だった。
しかし、不動産サイトのストリートイージーが行った調査によると、ここ数年続く不動産価格の上昇は現在ピークに達しており、ことしはこれ以上急速な値上がりはせず、横ばいになる見通しだという。また、マンハッタン区内の物件の価格上昇率は0.8パーセントに留まるとされており、ブルックリン区の物件もわずか4パーセント程度の上昇しか期待できないという。
調査を行った同社のアナリスト、アラン・ライトフェルド氏はことしの不動産の動向について、「大幅な成長は見込めない」としながらも、「最近の異常なまでの高騰が落ち着き、全体的に安定した成長となるのでは」と話している。
ことしは“横ばい”の予想 2016年、NYの不動産事情
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