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ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は4日、市議会での演説で、クイーンズとブルックリン区の間を結ぶ約16マイル(約26キロメートル)の路面電車の建設計画を発表した。
総工費25億ドル(約3000億円)の同計画では、クイーンズ区アストリアからブルックリン区サンセットパークまでのイースト川沿いを、路面電車が走る予定。同計画は近年開発が進み人口が増加する一方で、地下鉄沿線から遠くて不便だといわれる地域の利便性を高める狙いがある。
25億ドルの財源は、地価が高騰してきた建設予定の沿線エリアからの税収で賄われる。路面電車は地下鉄に比べ建設費が大幅に安いため、今回の計画に至ったという。
ただし、実際に電車が走るのはまだまだ先の話で、今後建設予定地の調査を行い、地元住民らとの話し合いを重ねる必要がある。着工は2019年を目標にしており、電車の開通は2024年ごろになる予定だ。
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