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27日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク市内の公立校に通う児童や生徒と、学校警備員との間でのトラブルが増えていることが分かった。
市警察(NYPD)がこのほど発表した、公立校内での傷害事件についてまとめた報告書によると、今年1~3月までの間に、69人の学校警備員が児童や生徒とのトラブルの末、けがを負ったことがあるという。そのうち40人は通院が必要になるほどのけがで、これまでと比べ両者間のトラブルが深刻化しているという。
一方で、学校を通じて児童、生徒側から寄せられた警備員に対する苦情件数も同期間で62件あったといい、うち33件は暴力行為、27件は非礼な言動、2件は行き過ぎた取り締まりに関するものだった。
しかし、学校警備員組合は生徒らからの苦情に対して、「学校生活において、児童や生徒がトラブルを起こすことは日常茶飯事である」との解釈を示している。同組合の代表は、「生徒らからの苦情の背景にはさまざまな事情もあるようで、日常の不満を警備員に対してぶつける児童や生徒もいる。一部の生徒らが、子どもだからといって何をしても許されると思っていることが問題」と述べた。
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