車の「左折」には要注意! 右折より断然危険

 ニューヨーク市運輸局(DOT)が3日に発表した交通事故に関する調査によると、通行人とサイクリストを巻き込んだ事故において、右折より左折の方がより危険だという。
 2010〜14年の間に市内で起きた1105件、478カ所での事故調査で、通行人やサイクリストが死亡した108件の事故は、車の左折時に起きていた。その数は、右折時のおよそ3倍。また、左折時の事故では致死率も2倍、重傷率も3倍高いという驚きの結果に。
 左折時の方が、車がスピードを出していることが一因で、信号を見ないで渡る多くのニューヨーカーは左折に注意した方がいい。

昨年度だけで、全交通事故のおよそ3割が、左折時に起きているというデータも (photo: Daily Sun)

昨年度だけで、全交通事故のおよそ3割が、左折時に起きているというデータも (photo: Daily Sun)