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26日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、全米でジョギングする女性のおよそ半数が、走行中に何らかの嫌がらせを受けた経験があることがこのほど、分かった。
同メディアが行ったランナーズ・ワールド誌への取材によると、43%の女性がジョギング中のハラスメント被害に遭い、また、およそ3分の1の女性が、車や自転車、または徒歩で尾行された経験があるという。被害を受けた女性の58%が30歳以下で、若い女性の方が被害に遭う確率が高くなる傾向にあると分析している。
統計によると、加害者の94%は男性で、ニューヨーク市内在住でジョギングを日課とする女性の1人は、「走っているときに、男性からの呼び掛けや視線が気になる」と悩みを打ち明けた。
対策として、彼女たちの多くはペッパースプレーを携帯する、夜には走らないなどを試みているという。市では、今年の夏、ジョギング中の女性が殺害される事件が記憶に新しく、他州でも2件起きており、同誌のメーガン・キタ編集者は、「女性がこのような嫌がらせを受け、ジョギング時だけでなく、外出するたびに危険にさらされているということを多くの人に理解してもらいたい」と話している。
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