2016年11月3日 NEWS

2040年までに900万人超? NYCの人口増加続く 

 2日付のクレインズ・ニューヨークによると、海外からの移民や他州からの移住者が増加し、ニューヨーク市で2040年までに人口が900万人を超えることが予測されているという。
 市では、10~15年に人口が平均で7万5054人増加しており、この人口増加率が続けば、昨年の855万人から、30年代初めには900万人を超え、遅くとも40年までに903万人に達することが予測されている。1990年以来、120万人が市に移住しており、2011年には、初めて転入者数が転出者数を上回った。
 地下鉄利用者数は、1940年以来最多を記録。ニューヨーク州都市交通局(MTA)交通網の年間利用者数は、現在の27億人から、2030年までに31億人に達するとみられている。
 マンハッタン、クイーンズ区、スタテン島の人口増加は10~20年がピークで、その後緩やかになるという。
 専門家で、ニューヨーク大学(NYU)のルディンセンター・フォー・トランスポーテーションのミッチェル・モス氏は、市にはまだ、マンハッタン区西端や、ブルックリン区グリーンポイントの沿岸地区などで住宅を建設する余地があり、人口増加への対応は可能であると述べている。
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