ルーズベルト島に初のホテルか コーネル大学が計画進める

 11日付のDNAインフォによると、コーネル大学がルーズベルト島にオープンする予定の新しいキャンパスの一部として、ホテルを含む複合施設を建設する計画が浮上している。
 複合施設は、コーネル大学工科大学院の新しいキャンパスの入り口と連結する見通し。大学の資本計画を担当するアンドリュー・ウィンターズ氏によると、金属製のパネルとガラスを使用した外壁の建物は、クイーンズボロ橋近くに建てられ、全195室のホテルをはじめ、教室や300人収納可能な大ホールなどが入るエデュケーションセンターが集まるビルとなる予定だという。
 この施設を建設するにはまず、ニューヨーク市から許可を得る必要があるため、大学側は9日に申請を終えた。完成すれば、ホテル内にはカフェやルーフトップラウンジが、また、エデュケーションセンターには会議室やビュッフェスタイルのレストランも完備される。
 ウィンターズ氏によると、これらの施設は学会などが開催される際に世界中から集まる教授や学生のために建設されるという。一方、キャンパス内の中庭やバイクレーン、歩道などは一般にも開放され、来年の夏までにはオープンする予定だと大学側は発表している。

ルーズベルトキャンパス建設の様子=2016年8月23日(photo: Cornell University)

ルーズベルトキャンパス建設の様子=2016年8月23日(photo: Cornell University)