“新しい日本食”がNYCに 英国発「ワガママ」がオープン

 17日付のメトロ・ニューヨークによると、英国で大人気のアジア料理チェーン店「ワガママ (wagamama)」がマンハッタン区のノマドにオープンし、話題となっている。
 ロンドン発祥の同店では、エグゼクティブシェフのスティーブ・マングルショット氏が、丼ものや焼き物などの日本食に中国や韓国などのテイストを加え、独自の“英国風アジア料理”を生み出している。この自由な発想が受け、瞬く間に世界で130店舗を展開する規模になった。
 人気のメニューはラーメンで、計8種類。ベトナム料理のフォーからヒントを得たという、あっさりしたスープがベースだ。トッピングは、ブルコギ風ポーク、ポン酢風味ダックなどユニークなものばかり。日本の各種ビールをはじめ、焼酎をを使ったオリジナルカクテルも楽しめる。
 向上するための努力を惜しまない同店では、味についての意見を積極的に収集し、その情報を元にメニューと味をさらに改善させる意向だ。ニューヨークならではの新メニューも考案したいと意欲をみせる。
 場所は、同区西26丁目のブロードウェーと5番街の間。オープンキッチンと長テーブルを設置し、広い空間にモダンな内装が特徴だ。

wagamamaのインスタグラムより

wagamamaのインスタグラムより