5番街への客足遠のく ティファニーにも飛び火

 マンハッタン区5番街のトランプタワー周辺では、同ビルを所有し居住するドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれて以降、厳重な警備が続いているせいで、買い物客が減少しているという。
 米メディアによると、57丁目の「ティファニー本店」は29日、周辺道路が閉鎖されている影響で売り上げが落ちていると発表した。同店の売り上げはブランド全体の10%近くを占めるため、打撃は大きい。また飲食店や小売店も、入り口前の閉鎖などで客足が遠のいている。5番街商業振興会の代表は、「見物人は多いが、彼らが買い物をする様子は見られない」と地元紙の取材に答えている。

店舗前には、隣接するトランプタワー入り口への専用通路が設けられている (photo: Daiy Sun)

店舗前には、隣接するトランプタワー入り口への専用通路が設けられている (photo: Daiy Sun)

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