7月7日から2回44日間実施 利用者に影響多いペンステ改修工事案

 【2日付ニュースデイ】全米鉄道旅客公社(アムトラック)は2日、マンハッタン区34丁目にあるペンステーションの改装工事を7月7日から2回に分けて実行すると発表した。工事は44日間に及び、その間サービスに支障が出ると警告している。
 同駅を所有・運営するアムトラックは、インフラ整備のために「ニューヨーク・ペンステーション・プロジェクト・ワーク・プラン」を策定した。共に同駅を使うロングアイランド鉄道(LIRR)やニュージャージートランジット(NJT)もこれに加わった。最終決定ではないとしているが、その中に改修工事の期間が盛り込まれている。前半は7月7日から25日までの19日間、後半は8月4日から28日までの25日間。その間、サービスに「大きな支障を来す」ことを予測している。LIRRやNJTは利用客の利益を優先するためアムトラックとの交渉を表明しているが、利用者が影響を被るのは避けられないようだ。
 ニューヨーク州のトッド・カミンスキー上院議員(民主)は、「アムトラックは解決策としているが、答えよりも疑問の方が多い。公聴会を開き、議会でアムトラックの責任を追求したい」との声明を発表した。

Erwin Bernal

Erwin Bernal