NY出身ラッパー、滞納で訴訟に 問題行動目立つアジーリア・バンクス

 【13日付ニューヨークポスト】マンハッタン区ハーレム出身のラッパー、アジーリア・バンクスが13万7000ドル(約1500万円)の返済を滞納しているとして、シティ・ナショナル・バンクがこのほど、同区の地方裁判所に提訴した。
 同行は2012年、バンクスに対してビザカードを発行し、昨年12月までは支払いがあったが、その後途絶えていた。滞納金額は7万9000ドル。15年5月には別のビザカードを発行したが、1年経過したころから支払いがなく、8000ドルを滞納。さらに個人の貸出枠を使って昨年借りた5万ドルも返済がない。
 バンクスは、人種差別などを巡り過激な発言をツイッターなどに展開したことで知られている。また、過激な行動もたびたび問題となっている。
 15年9月にはロサンゼルス空港で飛行機から降りようとした際に他の乗客とけんかになり、同年11月にはロサンゼルス市内のナイトクラブで警備員と衝突し警察沙汰になった。さらに同年12月には、マンハッタンのナイトクラブで女性警備員の胸に噛み付いて傷害容疑で逮捕された。今年3月には罪を認め、収監は免れたものの、アンガーマネジメントを受けることが求められている。

アジーリア・バンクス(photo: Manfred Werner)

アジーリア・バンクス(photo: Manfred Werner)