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【24日付ニューヨークポスト】ニュージャージー州出身のスコット・ブラムステイン(25)さんは、子どものころ祖母からトランプの手ほどきを受けた。ブラムステインさんはその技を生かし、23日、ポーカーの世界チャンピオンに輝いた。
「ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーズ」は10日間にわたりラスベガスで開催され、優勝賞金は810万ドル(約9億円)。「11歳からの夢がかなった」と、誰に感謝すべきか考えたブラムステインさんはまず、トランプの楽しさを教えてくれた祖母の顔が浮かんだ。祖母は数年前に他界しているが、祖母の存在なくして頂点には立てなかった。その次に両親。ポーカーを稼業とするブラムステインさんを支えつつ、他の仕事に就いてくれれば、とも思っていたようだ。「今では正しい選択をしたと胸を張って言える」。
現在は同州アトランティック郡のリゾート地区、ブリゲンティーンに住み、地元や他州のカジノ、さらにはインターネットでポーカーに勤しんでいる。昨年は同郡ボガタで行われたポーカー大会で優勝し、約20万ドルを獲得、これが自信につながったという。「人生は長い。この先何があるか分からないけれど、ポーカーが好きということは変わらないね」と話した。

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