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【19日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は19日、ゾウを興行目的で使用することを禁止する「ゾウ保護法案」に署名した。これにより、州内においてサーカス、カーニバル、パレード、トレードショーなどでゾウを使うことが正式に禁止される。
州議会はこの春、サーカスの調教師がゾウを虐待しているとの報道をきっかけにこの法案を採択。提案したエイミー・ポーリン議員(民主)は、「狭い場所での飼育、虐待、不衛生な生活環境で、頭が良く優しいゾウが寿命を縮めているのに心を痛めた」と述べている。
「興行目的で使用することは、ゾウの健康を害する上、虐待につながる」と知事は説明。「この法案は、動物虐待を減らす努力の一環。今後も動物に優しいニューヨークを推進したい」と抱負を語った。知事は同時に非営利団体や公共団体の動物シェルターを改築する基金を成立させ、500万ドル(約5億7000万円)の予算を充てている。ニューヨークのビル・デブラシオ市長は7月、市内で動物をサーカスに使用することを禁じる法律を既に成立させている。
大手サーカス団のリングリングブラザーズは今年5月、146年にわたる歴史に幕を閉じた。

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