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【23日付amニューヨーク】マンハッタン区14丁目の地下鉄駅の連絡通路に、思い思いのメッセージを書き込んだポストイットを貼り付ける「サブウェーセラピー」。このメッセージの内容や経緯をまとめた本「希望のサイン〜地下鉄セラピーからのメッセージ」がこのほど刊行された。
サブウェーセラピーは、昨年行われた大統領選挙後の11月9日、米国の将来への不安感が募ったことを背景に、リーブ・チャベスさんが開始した。教員として働く母親が、子どもたちに自分の気持ちを表現させるのにポストイットを使ったをヒントにしたという。周りの人々にも自分の気持を表現するよう勧めたところ、多くが参加。チャベスさんは「地下鉄のセラピスト」として知られるようになった。
本では、「仕事は大嫌い。だが他に選択肢がない」「ホームレス生活には飽き飽きだ。1人で悲しい。神様、私の声を聞いて」など暗いものから、「頑張れ、応援するから!」「希望を持とう。私もそうする」のような明るいものまでさまざまなメッセージを紹介している。
チャベスさんは、「メッセージにはそれぞれ物語がある。他人の人生の一部に触れることができ、書き込むことでコミュニティーとの連帯感が生まれる」と話している。

Asami Kato / 本紙
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