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【1日付メトロニューヨーク】かつて個性的な店が並ぶファッション街として知られていたマンハッタン区のブリーカー通りに再び人を呼び戻そうと、ホリデーシーズンを前に地域一体となってその魅力を伝える取り組みが行われている。
2000年代前半にはニューヨークタイムズ紙が「ファッションテーマパーク」と呼ぶほどにぎわっていたが、オンラインショッピングの台頭と共に年々店舗に足を運ぶ人が減ったことに加え、家賃の高騰も手伝い、現在は地域全体の18.4%に当たる38の小売スペースが空き家状態だという。この事態を受けてグリニッチ・ビレッジ・チェルシー商工会は、買い物客を呼び戻すため1カ月にわたるキャンペーン「#ShopBleecker」を実施する。商工会会長のマリア・ディアスさんは、「この通りには長い歴史がある。新しい店も毎年オープンしており、昔と変わらず活気にあふれている」とアピールした。
期間中は約60店がサンプルの配布やラッフル大会など特別イベントを開催する予定。1940年からブリーカー通りに店舗を構える「マレーズチーズ」のイベント企画マネージャー、アダム・ゴッデュさんも「この通りを元気づける取り組みに期待している」と話した。

#ShopBleeckerのインスタグラム(shopbleeckernyc)より
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