手術中に執刀医が携帯電話使用 「スペイン語の口述試験」受験と判明

 【7日付NBCニューヨーク】手術中に担当医が携帯電話を使ってスペイン語の口述試験を受けていたとして4日、患者の女性が損害賠償を求めニューヨーク州地裁に提訴した。
 手術を行ったエリック・フィッシュマン医師とその助手、また同医師が勤務するウェストメッド・メディカル・グループに対し訴訟を起こしているのは、ウェストチェスター郡ポートチェスター在住のメアリー・エドワードさん(70)。提出された訴状には、同医師は今年に入ってから2度にわたりエドワードさんの静脈瘤治療の手術を執刀したが、2回目の手術の際に「執刀医が携帯電話を使ってスペイン語を話しているのが聞こえた」と記されている。エドワードさんはまた、「麻酔で意識がもうろうとする中、執刀医が手術に集中していないのではないかと不安になり、残りの手術時間はどうなるのだろうと恐怖に怯えた」と明かしている。後に同医師は、手術中にスペイン語の口述試験を受けていたことを認めたという。
 損害賠償額などの詳細は公表されておらず、医師側はコメントを発表していない。エドワードさんの弁護士は、「彼女はとても怖い思いをした」と、原告側の正当性を主張している。

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