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【14日付ニューヨークポスト】米同時多発テロ(9.11)発生後、現場の第一線で救助活動に当たったニューヨーク市警察(NYPD)の元警官が、後遺症の肺疾患に耐えきれず12日、自ら命を絶った。
ダグラス・グリーンウッドさん(61)は事件直後から40日間、現場で救助活動に従事。アスベスト(石綿)を含む大量の粉塵を吸い込んだため深刻な肺機能低下に陥り、以降、酸素タンクなしでは眠れないほど苦しんでいたという。何度か手術も受けたが症状は改善せず、NYPDからも退職せざるを得なくなった。退職後はマンハッタン区グリニッチビレッジにピザ屋を開き、第二の人生を歩んでいた。
グリーンウッドさんはその明るい性格から多くの人に慕われ、ピザ屋でも客と気軽に話すなど充実した毎日を送っていた。しかし、長年の友人だったケビン・マコーミックさんによると、以前から「生きる意味がなくなったときは自ら命を絶つ」と話すなど、自殺をほのめかしていたという。
グリーンウッドさんは生涯独身だったが、兄のグレゴリーさんが「弟は、NYPD、そしてピザと結婚していたようなもの」と話すように、26年間勤めたNYPDと退職後の生きがいとなったピザ屋をこよなく愛していたという。
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