非常階段から転落後、死亡 交際相手と口論の末

 【18日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ブロンクス区のアパートで17日、交際相手と口論になった男性が非常階段から転落し、後に死亡する事故が起きた。
 死亡したペドロ・ポランコさん(27)は交際相手の女性(36)のアパートに友人らと一緒にいたところ、女性と口論になり、出て行くよう命じられ、非常階段から再び室内に入ろうとしたところ足を滑らせた様子。ポランコさんは事故の直前、女性を押し倒し刃物で脅迫したとみられており、4歳の息子と2歳の娘をアパートに残したままアパートを去った。発見された当初はまだ意識があったが、搬送先の病院で死亡が確認された。
 女性に大きなけがはなく、ポランコさんは罪に問われない見通し。
 事故後、ポランコさんの母親、フランシスカ・ガルシアさんは女性から「許してほしい」と泣きながら電話で詫びられたという。ポランコさんの父親は「息子が誤って転落したのか、飛び降りたのかは不明だ」と話している。
 ポランコさんは一緒に住んでいた娘と息子の他、ドミニカ共和国にも2人の子どもがいる。近所の住人は「彼は大人しく落ち着いた性格の人だった」と話している。

nynews171219_4-2