ペンステで第2期補修工事開始 ダイヤ変更で利用者に再び影響

 【8日付PIX11】マンハッタン区のペンステーションで8日から、アムトラックの第2期線路補修工事が始まった。運行スケジュールの変更に伴い、利用者が再び影響を受けることになる。
 ニュージャージートランジットは、ホーボーケン駅およびニューアーク・ペン・ステーションで朝と夜にそれぞれ1便を廃止し、新たな1便の運行を開始した。ロングアイランド鉄道は、朝の便5本および夜の便3本の運行経路を変更し、ラッシュ時直後の朝の便2本および夜の便3本を追加した。アムトラックは、ニューヨークとワシントンDCを結ぶ2便を運休するなど、いくつかの変更を実施。工事による影響は第1期工事ほどではないが、5月末まで続くという。
 ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事は、昨年7月10日から2カ月間にわたり行われた第1期工事を、「地獄の夏」になると予測していたが、利用者からは、ダイヤの変更による影響は予想よりも少なく、遅延や混乱も少なかったとの声が聞かれた。
 今回の工事で、アムトラックは2本の線路を撤去し、新たな線路に置き換え、アムトラックとロングアイランド鉄道がクイーンズ区のサニーサイドヤード方向にシフトする辺りの部品を交換するという。

Andrew Nash

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