NYファッションウィーク不参加 セクハラスキャンダル妻にも影響

 【1月30日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインさんの妻でファッションデザイナーのジョージーナ・チャップマンさんが、ニューヨーク・ファッション・ウィーク(NYFW)のショーへの参加を取りやめることが1月30日、明らかになった。ワインスタインさんはセクハラ問題の渦中にあり、100人以上の女性が被害を告発。スキャンダルの影響は妻のビジネスにまで飛び火している。
 チャップマンさんは2004年、婦人服ブランド「マルケッサ」を立ち上げ、約10年にわたり毎年NYFWのランウェイショーでコレクションを発表していたが、今年は夫のスキャンダルを受け参加を断念。同ブランドの最新コレクションは、デジタルプレゼンテーションとして発表される。
 チャップマンさんは既に離婚を申請。協議の結果、ウエストビレッジにあるタウンハウスとハンプトンにある別荘の所有権と、7歳と4歳の子どもの親権をチャップマンさんが持つことになった。
 チャップマンさんは「これまで夫の行為によって多大な苦痛を受けてきた人たちのことを思うと胸が張り裂けそうだ。ただ、今は子どもたちを守ることが最優先。温かく見守ってほしい」とコメントした。

ジョージーナ・チャップマンさん(photo: Rubenstein)

ジョージーナ・チャップマンさん(photo: Rubenstein)

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