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【1月31日付NBCニューヨーク】ニューヨーク州矯正・監視局(DOCCS)は1月31日、今年末から州内54の刑務所で受刑者にタブレットを無料配布すると発表した。
約5万1000人の受刑者に配布されるタブレットは、フロリダ州マイアミ市を拠点とする企業ジェイペイ社により無料で提供され、州税からの経費拠出はない。タブレットからインターネットにはアクセスできないが、あらかじめインストールされた教材を使っての学習、同社から音楽や電子書籍、ビデオの購入、許可された家族や友人との電子メール、売店から物品の購入ができる。また、苦情の申し立てや刑務所内での暴行被害の届け出などもできる。
DOCCSは、過去に規律違反を犯した受刑者を同プログラムから除外するかなど、詳細について検討中。
オールバニ市を拠点とする労働組合、ニューヨーク州看守・警官慈善協会が同プログラムを監視し、刑務所の警備への影響を評価する。同労働組合の広報担当は、「われわれの懸念は常に、施設と職員の安全と警備にある」と述べた。
同様のプログラムがコロラド、ペンシルベニア、ジョージア、インディアナ、テキサス州でも実施されている。
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