多様性、ジャージーシティが1位 全米ランキング、NY市は6位

 【14日付ニュージャージードットコム】金融情報サイト、ウォレットハブは13日、2018年「多様性都市ランキング」を発表。ニュージャージー州ジャージーシティが全米で最も多様性に富んだ都市に選ばれた。同市が総合1位に選ばれたのは2年連続、過去4年で3回目。
 同ランキングでは、人口30万以上の全米都市500以上について、人種、言語、誕生場所の3項目を分析。同市は人種の多様性で2位、言語の多様性で1位だった。米国勢調査によると、同市の全世帯の52.6%は英語以外の言語を使う。代表的な言語はスペイン語、タガログ語およびヒンディ語だった。出身地では155位で、総合して全米1位との評価を得た。 
 スティーブン・フロップ同市長は結果を受け、「過去20年で全米都市の中で最も素晴らしい発展を遂げた」とツイッターに投稿、「移民やコミュニティーの多様性が大きく貢献している」と続けた。人種の多様性で1位を得たのはカリフォルニア州オークランド市、出身地ではバージニア州アーリントン郡が1位だった。
 総合2位から4位は全てメリーランド州の都市が占めた。ニューヨーク市は総合6位。その他、トライステートではコネティカット州ブリッジポート市が総合15位だった。

David Jones

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