NY市民の生活改善に890億ドル 2019会計年度の予算案発表

 【26日付ABC7】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は26日、890億ドル(約9兆7300億円)に上る2019会計年度の市の予算案を発表した。詳細は次の通り。
 ①教育助成金「フェア・スチューデント・ファンディング」の下限を90%まで引き上げるために1億2500万ドル(約137億円)②サイバーセキュリティー投資に4100万ドル(約45億円)③歩行者保護用防御壁の設置に1億300万ドル(約113億円)④小学3年生以下の読み書き支援プログラム「エクイティ・アンド・エクセレンス・ユニバーサル・リテラシー」拡大に3050万ドル(約33億円)⑤遅延している市住宅局の公共住宅修復作業迅速化のために19から20会計年度にわたり2000万ドル(約22億円)⑥メンタルヘルス啓蒙活動「スライブNYC」に120万ドル(約1億3000万円)⑦オンライン駐車許可システムの開設に200万ドル(約2億2000万円)⑧市内全域に移動式の救急外傷医療班「トラウマ・リスポンス・ユニット」を提供するために180万ドル(約2億円)⑨ホームレスシェルターの子どもを支援するソーシャルワーカーの増員に1200万ドル(約13億円)⑩労働力開発の取り組み「キャリアパスウェイズ」に710万ドル(約7億8000万円)、など。

予算案を発表するデブラシオ市長(photo: Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office)

予算案を発表するデブラシオ市長(photo: Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office)

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