プラスチックストロー、使いません 飲食店行動起こす

 環境を汚し、海洋生物の命を危険にさらすプラスチック製ストローを使うのをやめようとの動きがニューヨーク市でも活発になってきた。
 10日付ニューヨークタイムズは紙製ストローを置き始めたブルックリン区キャロルガーデンのカフェや、プラスチック製ストローの使用をやめたマンハッタン区のファストフード店などを紹介。15日、ユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループのCEO、ダニー・マイヤーさんは同傘下のレストラン全店で数週間内にプラスチック製ストローの使用をやめるとツイッターで発表した。
 環境保護団体の調査によると米国では1日当たり約5億本のプラスチック製ストローが消費され、このままのペースで使い続けると、2050年には魚の数よりストローの数の方が多くなるという。ワシントン州シアトル市、カリフォルニア州マリブ市などがプラスチック製ストローの使用を禁止している。

ストローは、「絶妙な」形態のため、海洋生物が窒息死したり魚が誤飲したりしやすいという

ストローは、「絶妙な」形態のため、海洋生物が窒息死したり魚が誤飲したりしやすいという