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福島県二本松市出身の歴史学者、朝河貫一氏の没後70年に合わせた顕彰事業でニューヨークを訪問していた、同県立福島高校2年の林帆夏さん、五十嵐由樹さん、同県立あさか開成高校2年の渡邊拓真さんが7月30日、マンハッタン区のニューヨーク日系人会ホールで「復興の歩みと福島の現状」について英語で発表、日系人ら約40人が参加した。
3人はそれぞれがテーマを決め、復興の取り組みをスライドを使って英語で堂々とスピーチした。農業をテーマに発表した五十嵐さんは、桃「あかつき」など同県産品が海外にも出荷されていることを紹介。「今でも線量はきちんと検査され、昨年基準を超えたものは1つもなかった」と、県産品の安全性を強調した。観光をテーマに発表した渡邊さんは、「減った観光客も今では震災前の80%くらいまでは戻った。福島の魅力をもっとPRしたい」とやる気を見せた。
小学校3年で被災した林さんは福島第一原発事故で外出できなかったことに触れ、「何が起こったかは分からなかったが、今までにないことが起きたのだと思った。不安や心配でいっぱいだった」と振り返った。

スピーチする渡邊さん(左)(photo: Yuriko Anzai / 本紙)
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