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ニューヨーク市議会は8日、ウーバーやリフトなどの配車サービスの車両台数を制限する条例案を39対6の賛成多数で可決した。営業の新規許可発行を1年間停止する。交通渋滞を緩和し、タクシー運転手の収入を底上げする包括的政策の一環。他に、配車サービスの運転手の最低賃金を設定するなど複数の条例案も可決された。ビル・デブラシオ市長が近く署名し、成立する見通し。配車サービスの台数を制限する条例は全米の主要都市で初めて。各メディアが報じた。
ウーバーの広報担当者は市内の公共交通機関の故障や遅延、道路での渋滞が相次いでいることに触れ、「台数制限がされる1年間は、数少ない信頼できる交通手段が脅かされることになる」と述べた。配車サービスの台数は、2015年の2万5000台から8万台に急増。タクシー事業が立ち行かず、借金苦に陥ったタクシー運転手が今年に入り5人自殺していた。

8日、タクシー運転手らは市庁舎前に集まり、条例が可決されると喜びをあらわにした。賃金減少に苦しむ配車サービスの運転手も
賛同し、両運転手は台数制限を求め共闘した。写真はニューヨークタクシー労働者組合のツイッター (@NYTWA)より
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