主要政策課題について同意見 NY州司法長官予備選、民主党候補4人

 【28日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク州の次期司法長官選挙民主党予備選に向け、マンハッタン区の大学で28日、候補4人による討論会が催された。
 女性暴行疑惑により、5月に辞任したエリック・シュナイダーマン元州司法長官の後任の座を狙うのは、ニューヨーク市政監督官レティシア・ジェームズ氏、アンドリュー・クオモ州知事の元側近で電気通信企業大手ベライゾンコミュニケーションズ幹部のリーシア・イブ氏、連邦下院議員のショーン・パトリック・マロニー氏、汚職と独占禁止法を専門とするフォーダム大学の法学教授、ゼファー・ティーチアウト氏の4人。討論会で4候補は、主要政策課題についてはほぼ同意見で、トランプ政権を激しく非難、州議会の汚職を一掃することを約束した。
 クオモ知事との関係は各候補者いずれも独立を主張。一方、ティーチアウト氏が過去に銃規制法、セーフアクトに反対していたことを非難する候補者もいた。
 シエナ大学の先月の世論調査では、25%がジェームズ氏、16%がマロニー氏、13%がティーチアウト氏、4%がイブ氏に投票すると回答。9月13日の予備選で勝つと、11月6日の本選で共和党候補の弁護士、キース・ウォフォード氏と戦うことになる。

ティーチアウト氏

ティーチアウト氏


マロニー氏

マロニー氏


ジェームズ氏

ジェームズ氏


イブ氏

イブ氏


いずれも本人のツイッターより