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【10日付ニューヨークポスト】ニューヨーク・ニュージャージ港湾局(PA)警察の警官採用試験で親との同居を理由に不採用とした判断は、採用官の私情が混ざっており不当として、ニューヨーク市警察(NYPD)の警官、アダム・コトウスキーさん(28)がPAに損害賠償を求めた訴訟で、マンハッタン区地方裁判所は10日、コトウスキーさんの訴えを棄却した。
コトウスキーさんは、2015年からNYPDのマンハッタン区18分署に勤務。17年6月、より良い待遇を求めてPA警察に応募した。
「自立していること」を採用基準の1つに挙げている同警察の採用試験では精神科医2人も審査。コトウスキーさんは「消極的で、未熟、対人能力に欠け、無表情」「(警官としての)強い特権意識を持ち、反社会的な行動を起こす可能性がある」と診断し不採用とした。「いまだに両親と同居している」ことも問題視した。
裁判でコトウスキーさんは、「NYPDの精神鑑定には合格している。将来、独立して結婚し、家を買う資金を貯めるために、親の勧めもあって同居している」と主張。PAは「公の安全を守るため、より高い適性を求めるのは正当」と反論していた。
ナンシー・バノン判事は、「PAはNYPDとは別組織。独自の判断は当然」としてPAの決定を支持した。

港湾警察のホームページより
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