高い家賃払ってもいい場所に住みたい! ミレニアル世代の居住地選好動向

【9月26日付amニューヨーク】不動産仲介サイト「レントカフェ」はこのほど、全米のミレニアル世代の居住地選好動向を発表、賃貸料の高額な地域で人口が増加していることが明らかになった。
同調査では、ミレニアル世代を1977年から96年までに生まれた20代前半から40代前半と定義。米国勢調査局の2011年から16年のデータを分析した。ニューヨーク市内でこの5年間にミレニアル世代が最も増えた地域はマンハッタン区バッテリーパークシティ周辺(郵便番号10282)だった。ミレニアル世代の居住者は5年前から54.5%増え、約2300人に上った。同地域の平均賃貸料は全米で最も高額な月額5657ドル(約64万4600円)。増加率2位は同区リンカーンスクエア周辺(10069)で47.7%増。平均賃貸料は月額4561ドル(約52万円)だ。
ブルックリン区ウィリアムズバーグとイーストウィリアムズバーグ(11211)は、居住するミレニアル世代の人数が全米で最も多く4万3700人。4万700人のクイーンズ区コロナ(11368)、3万4800人のブルックリン区サンセットパーク(11220および11223)と続いた。
ミレニアル世代が地域住民に占める割合がニューヨーク市内で最も高かったのは金融街(10005)で、同地区の人口の66%、2200人がミレニアル世代だった。