ニューヨークのビル・デブラシオ市長は9日、出生証明書の性別欄に「男」でも「女」でもない第3の性「X」を追加する条例に署名した。来年1月1日から施行される。
市では現在、両親が新生児の性別を明らかにしたくない場合は、子どもが出生したときに作成する出生証明書の性別欄を「未決定」 または「不明」とすることができる。新しい条例の下では、後に自分で出生証明書を作成 または変更する際、「X」の分類を選択できる。医師やメンタルヘルス専門家などによる推薦状や認証は不要。宣誓供述書を自己申告するだけで変更できる。出生証明書の性別欄が3つに分類されているのは、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンの3州。ワシントンDCでは運転免許証の性別欄で3分類表記ができる。デブラシオ市長は声明文の中で、「ニューヨーカーは、行政に対し自分が何者であるかを自由に伝えられるべき」と述べた。
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