L線、4月27日から閉鎖  代替手段のスケジュールも確定

 ニューヨーク州都市交通局(MTA)は30日、地下鉄L線の一部を来年4月27日から閉鎖すると発表した。マンハッタン区の8番街駅からブルックリン区のベッドフォード街駅までを15カ月間にわたり閉鎖する。
 L線で両区間を行き来する乗客、約22万5000人に影響が及ぶ。MTAが代替交通手段として発表している、両区を走る新たなバス路線、マンハッタン区14丁目の専用シャトルバスと高速フェリーの運行は4月21日に、地下鉄他路線の増便は同月28日に開始する。
 一部閉鎖は、L線が通るカーナジートンネルの改修工事のため。2012年に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」で大量の雨水が流れ込むなど大きな被害を受けていた。